セクハラは風俗で
「社内のアイドル、あの娘とこんなこと…」
その欲求、至って健全です。
タイトスカート越しにお尻を揉みしだいて、ブラウスのボタンを外し、ブラを剥ぎ取りたい。
全てが叶う、許される場所…いざ行かん、セクハラは風俗で。
我々は何でセクハラしたいのか?
正しくはセクシャル・ハラスメント。
「性的ないじめ・強要」です。
職場などに可愛い女子がいる、ムラムラッとする女子がいる…そりゃ手を出したい、何とかしたい。
ごく当たり前の衝動です。
職場に女性のいる心身ともに健康な男性に「一度くらいは妄想したことない?」と訊いてみれば、九分九厘で「オフコース!」だし「YES!!」でしょう。
しかも困ったことに「えっ、こんな場所で?」「仕事中なのに?」「毎日顔を合わせる間柄なのに?」といった諸々のハードル、コレがより燃え上がらせるということも、既に我々はよく知っています。
おおむね地位や主従関係を利用して強要するケースがほとんどだといいますが、そこには嗜虐的だったり従属させることでの満足感など、他にも興奮にブーストをかける要素はたくさん含まれています。
また、普段は立場が相手の方が上なのに、男と女になれば逆転…というエッセンスだってスパイスとしては充分すぎます。
本当にセクハラしたらどうなるのか?
訴えられれば、つまり被害女性がその気になれば、男性の社会的信用など木っ端微塵に吹き飛びます。
ひと昔前のように「キミもクビになるけど、わかってるよね?」「騒ぎになって恥ずかしいのはキミのほうだよ?」などと、男性が完全有利で女性はただ泣き寝入り…そんな時代じゃありません。
むしろ女性に有利な世の中、またそれを悪用した冤罪まで発生する始末です。
ホントどうなっとんねんと思います。
おまけに「セクハラ1回300万円」、社会的な制裁もそうですが示談金や慰謝料だって相当な負担です。
普通の感覚の社会人なら「何があってもおかしくない、どんな落とし穴があるかわからない」と、そうそう手を出さない、出せないものなのです…どれだけ手を出したい欲求があっても。
じゃあ、やっぱりセクハラはできない?
AVなんかでも常連、官能小説でも定番。
なのにこのセクハラ行為は実際にはあり得ない、絵に描いた餅なのでしょうか?
同じく本能の赴くままとはいえ痴漢するくらいリスキーで、命知らずかつ運の良い猛者だけが味わえる幻の世界なのでしょうか?
いえいえ、そんなことはありません。
何のリスクもなく、一度はやってみたかったセクハラを、思う存分楽しむことができる場所があるじゃないですか…そうです、セクハラ風俗です。
肉体的欲求を安全に安心して思いのままに解放できるのが風俗というファンタジックな世界、どうせならそこに日常生活で抱いた願望や欲求がミックスできたら…この形式は風俗の黎明期から既に産声を上げていました。
シチュエーションプレイやイメクラ、コスプレなどがその典型といえるでしょう。
セクハラ風俗で楽しむために
そのシチュエーションを100%満喫するために、ぜひとも取り入れてほしいことがあります。
- オフィスセクハラならなるべくスーツで行け!
- 場に飲まれるな! 場を乗っ取れ!!
- 一人称は「僕」とか「俺」じゃない! ビジネスライクに「私」を貫け!!
- イケるときは大胆にイけ! 恥ずかしがらずに照れずに!!
- 「ココで起きたことはふたりだけの秘密」を徹底せよ!
居酒屋のトイレにあるオヤジの小言くらいくだらないと思うでしょう?
しかし、このくだらないこだわりを徹底してこそ、日常では実現し得ない妄想・願望…禁断の欲望を堪能し、初めてその「特殊な風俗」の世界を汁一滴残さず味わい尽くすことができるのです。
やってはいけないことだとわかっているけれど、職場の可愛いあの娘にイタズラをしてみたい…。
日常ではしたくてもできないそんな妄想を叶えてくれるのが、セクハラ風俗に他なりません。
ほら、また出社時間が刻一刻と迫っています。
訴訟される前に、セクハラ願望・欲求はセクハラ風俗で思う存分晴らしてみようではありませんか。